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プロフィール

 藤井奈生子(メゾソプラノ)

Author: 藤井奈生子(メゾソプラノ)
 埼玉県大宮光陵高校音楽科卒業後、東京音楽大学及び大学院声楽科卒業。その後、オーストリア国立モーツァルテウム音楽大学大学院リート・オラトリオ科、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学リート科卒業。
 第43回全日本学生音楽コンクール第1位。第6回国際モーツァルトコンクール奨励賞受賞。第10回セギッツィ国際室内楽コンクール・歌曲部門第3位。
現在、東京音楽大学、東京音楽大学付属高校、埼玉県立大宮光陵高校音楽科、茨城県立水戸第三高校音楽科各講師。

お知らせ
■CD発売中!■
藤井奈生子
メゾソプラノ・リサイタル vol.14
~夕べの幻想 Abendphantasie~

2000円(税込)
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yof85konzerte@yahoo.co.jp
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ヴォルフ ゲーテ歌曲集より (2017 リサイタル 対訳)

201710192149018d1.jpg

写真は、ワイマールのゲーテの邸宅のベッド。ここに亡くなるまで、50年住んだが、おそらくこのベッドで亡くなったそうです。


ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの詩による歌曲集より
Johann Wolfgang von Goethe - Lieder

Anakreons Grab

Wo die Rose hier blüht, wo Reben um Lorbeer sich schlingen,
wo das Turtelchen lockt, wo sich das Grillchen ergötzt,
welch ein Grab ist hier, das alle Götter mit Leben
schön bepflanzt und geziert? Es ist Anakreons Ruh.
Frühling, Sommer, und Herbst genoß der glückliche Dichter,
vor dem Winter hat ihn endlich der Hügel geschützt.

アナクレオンの墓

薔薇が咲き、葡萄が月桂樹に巻きつき、
コジキバトが鳴き声を放ち、コオロギが楽しむところ、
ここはどのような墓だろう、あらゆる人々がいのちあるものを
麗しく植え付け、飾るところは?それは、アナクレオンの憩うところ。
春、 夏、秋と幸福なこの詩人は、人生を謳歌した、
そして丘は、最期の時に人生の冬から彼を守ったのだ。

Frühling über's Jahr

Das Beet, schon lockert
sich's in die Höh!
Da wanken Glöckchen
so weiß wie Schnee;
Safran entfaltet
gewalt'ge Glut,
Smaragden keimt es
und keimt wie Blut.
Primeln stolzieren
so naseweis,
schalkhafte Veilchen,
versteckt mit Fleiß;
was auch noch alles
da regt und webt,
genug, der Frühling,
er wirkt und lebt.

Doch was im Garten
am reichsten blüht,
das ist des Liebchens
lieblich Gemüt.
Da glühen Blicke
mir immerfort,
erregend Liedchen,
erheiternd Wort.
Ein immer offen,
Ein Blütenherz,
im Ernste freundlich
und rein im Scherz.
Wenn Ros' und Lilie
der Sommer bringt,
er doch vergebens
mit Liebchen ringt.

一年を巡る春

花壇の土はすでに
柔らかくなって、盛り上がり、
そこでは、風鈴草が
雪のように真っ白になって揺れている。
サフランは圧倒的な
輝きを放ち、
エメラルドの草は芽を出す、
血のようにー真っ赤な芽を。
サクラソウは、小生意気に
勿体ぶっていて、
茶目っ気たっぷりなスミレは
一生懸命かくれんぼ。
他にもまだすべて
生き生きと活動しているものたちがある、
充分だ、春は
働き、生きている!

しかし、庭の中で、
一番豊かに花開いているもの、
それは恋人の
可愛いらしい心。
その眼差しは
いつも私を見つめる
すると歌が浮かんでくる、
朗らかな言葉で。
常に開いた
花のような心、
真摯さの中にも、親みと
冗談の中にも、純粋さがあるのだ。
薔薇や百合を
夏が運んできたとしても、
僕の恋人には
かないっこない。


Der Schäfer

Es war ein fauler Schäfer,
Ein rechter Siebenschläfer,
Ihn kümmerte kein Schaf.

Ein Mädchen konnt ihn fassen,
Da war der Tropf verlassen,
Fort Appetit und Schlaf!

Es trieb ihn in die Ferne,
Des Nachts zählt er die Sterne,
Er klagt und härmt sich brav.

Nun da sie ihn genommen,
Ist alles wieder kommen,
Durst, Appetit und Schlaf.

羊飼い

あるところに一人の怠け者の羊飼いがいました、
正真正銘の眠りこけ男で、
羊の世話を一匹もしませんでした。

一人の女の子が彼の心を捉え、
それからは彼女に夢中で、間抜け者になり、
食欲も、眠る意欲もなくなってしまいました!

女の子は彼を遠くへ追い払い、
夜には、彼は星を数えては、
お行儀よく、嘆き、悲しみました。

さて、こうして女の子が彼と一緒になったら、
すべてはまた再び、元どおり、
喉の渇きも、食欲も、眠る意欲も戻ってきました。


Die Spröde
An dem reinsten Frühlingsmorgen
ging die Schäferin und sang,
jung und schön und ohne Sorgen,
dass es durch die Felder klang,
So la la! Le rallala!
So la la, rallala!

Thyrsis bot ihr für ein Mäulchen,
zwei, drei Schäfchen gleich am Ort,
schalkhaft blickte sie ein Weilchen;
doch sie sang und lachte fort:
So la la! Le rallala!
So Lala!
Und ein Andrer bot ihr Bänder,
und der dritte bot sein Herz;
doch sie trieb mit Herz und Bändern
so wie mit den Lämmern Scherz,
Nur la la! Le rallala!
So la la, nur lala rallala!



お澄まし娘

爽やかな春の朝、
羊飼いの女の子は、散歩し、歌いました、
若くて、可愛くて、心配事もない、
その歌は、野原中に響き渡ったのです、
ゾララー、レラララ!
ゾララ、ラララ!

テュルズィスという男の子が、彼女の口づけが欲しくて、
2頭いや3頭の子羊をそこですぐに差し出した。
いたずらっぽく、彼女はちらっと彼を見ると、
歌を歌い、笑いながら、行ってしまいました。
ゾララー、レラララ!
ゾララ、ラララ!

別の男の子は、リボンを差し出し、
三人目は、心を捧げました、
だけど、彼女は、心もリボンも、
子羊と同じように、冗談で笑い飛ばしたのです。
ただラララ、レラララ!
ラララ、レララと歌いながら!



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