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プロフィール

 藤井奈生子(メゾソプラノ)

Author: 藤井奈生子(メゾソプラノ)
 埼玉県大宮光陵高校音楽科卒業後、東京音楽大学及び大学院声楽科卒業。その後、オーストリア国立モーツァルテウム音楽大学大学院リート・オラトリオ科、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学リート科卒業。
 第43回全日本学生音楽コンクール第1位。第6回国際モーツァルトコンクール奨励賞受賞。第10回セギッツィ国際室内楽コンクール・歌曲部門第3位。
現在、東京音楽大学、東京音楽大学付属高校、埼玉県立大宮光陵高校音楽科、茨城県立水戸第三高校音楽科各講師。

お知らせ
■CD発売中!■
藤井奈生子
メゾソプラノ・リサイタル vol.14
~夕べの幻想 Abendphantasie~

2000円(税込)
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yof85konzerte@yahoo.co.jp
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ヴォルフ メーリケ歌曲集より (2017 リサイタル 対訳)

201710192151399b2.jpg


H.ヴォルフ H.Wolf
エドゥアルド・メーリケの詩による歌曲集より
Aus Eduard Mörike - Lieder

Schlafendes Jesuskind

Sohn der Jungfrau, Himmelskind! am Boden
Auf dem Holz der Schmerzen eingeschlafen,
Das der fromme Meister sinnvoll spielend
Deinen leichten Träumen unterlegte;
Blume du, noch in der Knospe dämmernd
Eingehüllt die Herrlichkeit des Vaters!
O wer sehen könnte, welche Bilder
Hinter dieser Stirne, diesen schwarzen
Wimpern, sich in sanftem Wechsel malen!

眠れる幼子イエス

乙女の息子、天の子どもよ!苦悩の
木でできた床の上に、眠っている、
敬虔な画家の大家が、巧みにやすやすと
あなたの軽やかな夢を色つけたのだ。
花のようなあなたよ、まだ、夢うつつの蕾の中に
父なる神の栄光をまとっているのだ!
おお、誰がわかるだろうか、どのような光景が
この子の額の内に、この黒々とした
まつげの後ろに、柔らかな変化の中で描かれていくことか!


Im Frühling

Hier lieg ich auf dem Frühlingshügel:
Die Wolke wird mein Flügel,
Ein Vogel fliegt mir voraus.
Ach, sag' mir, alleinzige Liebe,
Wo du bleibst, daß ich bei dir bliebe!
Doch du und die Lüfte, ihr habt kein Haus.
Der Sonnenblume gleich steht mein Gemüte offen,
Sehnend,
Sich dehnend
In Lieben und Hoffen.
Frühling, was bist du gewillt?
Wann werd ich gestillt?

Die Wolke seh ich wandeln und den Fluß,
Es dringt der Sonne goldner Kuß
Mir tief bis ins Geblüt hinein;
Die Augen, wunderbar berauschet,
Tun, als schliefen sie ein,
Nur noch das Ohr dem Ton der Biene lauschet.

Ich denke dies und denke das,
Ich sehne mich, und weiß nicht recht, nach was:
Halb ist es Lust, halb ist es Klage;
Mein Herz, o sage,
Was webst du für Erinnerung
In golden grüner Zweige Dämmerung?
-Alte unnennbare Tage!

春に

ここで、私は春の丘の上に寝そべり、
雲は私の翼となり、
鳥は私の目前から飛び立つ、
ああ、言っておくれ、たった一つの愛よ、
私がそこにとどまれるように、君がどこにいるかを。
しかし、君とそよ風にはとどまる家がないのだ。
ひまわりの花のように、私の心は開く。
憧れ、
伸びをしながら、
愛と希望の中で。
春よ、君は何を望んでいて、
いつ静まるのだ?

雲や川が流れて行くのを見る、
太陽の金色の口づけが
私の血液まで深く滲み透る、
目は素晴らしく酔い心地で、
まるで眠りに入ったよう。
ただ耳元で蜜蜂の飛ぶ音だけが聞こえる。

私はあれやこれや思いをはせる、
何かに憧れるのだけれど、それが何なのかわからない、
半分は喜びで、あと半分は嘆きなのだ。
私の心よ、言っておくれ、
君はどのような思い出を
金色に輝く緑の枝の中の黄昏の中、紡いでいるだ?
過ぎ去りし昔の言い知れぬ日々よ!


Der Genesene an die Hoffnung

Tödlich graute mir der Morgen:
doch schon lag mein Haupt, wie süß!
Hoffnung, dir im Schoß verborgen,
bis der Sieg gewonnen hieß.
Opfer bracht' ich allen Göttern,
doch vergessen warest du;
seitwärts von den ew'gen Rettern
Sahest du dem Feste zu.

O vergib, du Vielgetreue!
Tritt aus deinem Dämmerlicht,
dass ich dir ins ewig neue,
mondenhelle Angesicht
Einmal schaue, recht von Herzen,
wie ein Kind und sonder Harm;
Ach, nur einmal ohne Schmerzen
schließe mich in deinen Arm!

癒えた者が希望に寄せる

死んだように朝が私を覆ってきた、
だが、私の頭はなんと心地よく身を委ねていたことだろう、
私の懐に抱いている希望よ、
勝利を宣言する時まで。
捧げものを私は様々なこの世の神々に与えてきた、
しかし、あなたは忘れ去られていたのだ。
永遠の救い主の傍で、
あなたは、祝宴を見つめていたのだ。

おお、赦しておくれ、大いなる忠実な友よ!
あなたの黄昏の光から、前に出て、
私があなたの永遠の新たな
月の光のような御顔を
もう一度 心から見まえることができるように、
幼子のように、何の抵抗もなく、
ああ、ただ一度だけ、苦しみなく
あなたがその腕の中で、私を抱きしめてくれたなら!


Neue Liebe

Kann auch ein Mensch des andern auf der Erde
ganz, wie er möchte, sein?
¯ In langer Nacht bedacht ich mir's und mußte sagen, nein!

So kann ich niemands heißen auf der Erde,
und niemand wäre mein?
¯ Aus Finsternissen hell in mir aufzückt ein Freudenschein:

Sollt' ich mit Gott nicht können sein,
so wie ich möchte, Mein und Dein?
Was hielte mich, daß ich's nicht heute werde?

Ein süßes Schrecken geht durch mein Gebein!
Mich wundert, daß es mir ein Wunder wollte sein,
Gott selbst zu eigen haben auf der Erde!

新たな愛

人間はこの世で、完全に他の人のものに、
望むように、なることはできるだろうか?
...長い夜に、私は考えた、そしてこう言わなければならなかった、否!と。

それなら私はこの世で誰のものとも言われ得ないし、
誰も私のものとは言えないのだろうか?
…暗闇の中から、明るく喜びの光が私に差し込んだのだ。

私は神と共に、生きることはできないだろうか、
思うがままに、私のものも、あなたのものも?
今日、私が変わらないのは、何が留まらせているのだろう?

甘い驚きが私の体を駆け巡る!
驚くべきこと、それは私にとっては奇跡となるのだ、
神ご自身を、この地上で自分のものとするということは!


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