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プロフィール

 藤井奈生子(メゾソプラノ)

Author: 藤井奈生子(メゾソプラノ)
 埼玉県大宮光陵高校音楽科卒業後、東京音楽大学及び大学院声楽科卒業。その後、オーストリア国立モーツァルテウム音楽大学大学院リート・オラトリオ科、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学リート科卒業。
 第43回全日本学生音楽コンクール第1位。第6回国際モーツァルトコンクール奨励賞受賞。第10回セギッツィ国際室内楽コンクール・歌曲部門第3位。
現在、東京音楽大学、東京音楽大学付属高校、埼玉県立大宮光陵高校音楽科、茨城県立水戸第三高校音楽科各講師。

お知らせ
■CD発売中!■
藤井奈生子
メゾソプラノ・リサイタル vol.14
~夕べの幻想 Abendphantasie~

2000円(税込)
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yof85konzerte@yahoo.co.jp
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R.シューマンの歌曲


20160917203318bf5.jpg


リサイタルの後半のはじめは、R.シューマンの歌曲です。
シューマンは1840年にクララと結婚し、その年に6つの連作歌曲集を含んで120曲以上の歌曲を作曲しました。いわゆる、歌の年と呼ばれています。
その要因は、クララとの結婚を通して喜びの爆発と言われていますが、一方では、メンデルスゾーンのオラトリオ「パウロ」をライプチヒで聞いて歌曲創作に初めて興味と関心を持ったと本に書いてありました。メンデルスゾーンの死まで、シューマンは彼を尊敬し、息子の名前に、メンデルスゾーンのファーストネームのフェリックスを与えたほどです。






Widmung (Rückert)
Du meine Seele, du mein Herz,
Du meine Wonn', o du mein Schmerz,
Du meine Welt, in der ich lebe,
Mein Himmel du, darein ich schwebe,
O du mein Grab, in das hinab
Ich ewig meinen Kummer gab!

Du bist die Ruh', du bist der Frieden,
Du bist vom Himmel mir beschieden.
Daß du mich liebst, macht mich mir wert,
Dein Blick hat mich vor mir verklärt,
Du hebst mich liebend über mich,
Mein guter Geist, mein bess'res Ich!


献呈 リュッケルト

あなたは私の魂、私の心、
私の歓び ああ私の苦しみ、
あなたは私の生きる世界、
私がただよっている天国、
ああ私の墓、その中に
私は永遠に悩みを葬ったのだ!

あなたは安らぎ、あなたは平安、
あなたは天から私に与えられた。
あなたが私を愛すること、それが私を価値あるものとし、
あなたのまなざしが私を清らかにし、
あなたは私を愛しながら、私以上に高める
私の善き霊 より良き私!


Aus den Häbräischen Gesänge (Byron)

Mein Herz ist schwer! Auf! Von der Wand
Die Laute, nur sie allein mag ich noch hören,
Entlocke mit geschickter Hand
Ihr Töne, die das Herz betören.
Kann noch mein Herz ein Hoffen nähren,
Es zaubern diese Töne her,
Und birgt mein trocknes Auge Zähren,
Sie fliessen, und mich brennt’s nicht mehr!

Nur tief sei, wild der Töne Fluss,
Und von der Freude weggekehret!
Ja, Sänger, dass ich weinen muss,
Sonst wird das schwere Herz verzehret!
Denn sieh! vom Kummer ward’s genähret,
Mit stummen Wachen trug es lang,
Und jetzt vom Äussersten belehret,
Da brech es, oder heil im Sang.

(Karl Julius Körner 独訳)

ヘブライの歌より

私の心は重い!さあ!壁から
リュートを取れ、ただリュートの音だけをまだ聴きたいのだ。
巧みな手で 魅了しておくれ、
心を惑わすその調べで!

まだ私の心が希望を抱いていられるなら、
この調べの魔力で誘い出すのだ、
そして、私の乾いた目に涙が宿るなら、
涙は流れ、この胸はもはや燃えることはない。

ただ低く、荒々しくあれ、調べの流れよ、
喜びから離れて行け!
歌い手よ、そう、私は泣かなければならない、
さもなければこの重苦しい心は憔悴しきってしまう。

なぜなら、見よ!苦しみによって培われたものは、
押し黙りつつ長い間耐えてきた、
そして今や、窮地の中から教えられたことは、
悲観に暮れ死ぬか、それとも歌の中で癒されよ!


Venetianische Lied I  (Moore)
     

Leis' rudern hier, mein Gondolier,
Leis', leis'! Die Flut vom Ruder sprühn
so leise.Laß, daß sie uns nur
Vernimmt, zu der wir zieh'n!

O könnte, wie er schauen kann,
Der Himmel redentraun,
Er spräche vieles wohl von dem,
Was Nachts die Sterne schau'n!

Nun rasten hier, Mein Gondolier,
Sacht, sacht! Ins Boot die Ruder! sacht!
Auf zum Balkone schwing' ich mich,
doch du hältst unten Wacht,

O wollten halb so eifrig nur
dem Himmel wir uns weih'n,
als schöner Weiber Diensten trau'n,
wir könnten Engel sein! Sacht!

ヴェネツィアの歌 1 モーア

そっとここでは漕げ、ゴンドラの船頭よ、
そっと、そっと!櫂からしぶきをあげて、
私達が向かう彼女だけが
私達に気がつくように、そっと漕げ!

おお、天が見たままに
忠実に語ってくれることができるなら、
きっとたくさんのことを話すだろう、
夜に星々が見たことを!

さあここで休もう、ゴンドラの船頭よ、
静かに!静かに!ボートに櫂を置いて!
静かに!静かに!バルコニーに私は飛び
登るから、君は下で見張っていておくれ!

おお、私達が美しい女性達に仕える
熱心さの半分でも、
天に身を捧げることに忠実に、徹したら、
私達は天使になることができるだろうに!

Was will die einsame Träne? (Heine)

Was will die einsame Träne?
Sie trübt mir ja den Blick.
Sie blieb aus alten Zeiten
In meinem Auge zurück.

Sie hatte viel leuchtende Schwestern,
Die alle zerflossen sind,
Mit meinen Qualen und Freuden
Zerflossen in Nacht und Wind.

Wie Nebel sind auch zerflossen
Die blauen Sternelein,
Die mir jene Freuden und Qualen
Gelächelt ins Herz hinein.

Ach, meine Liebe selber
Zerfloß wie eitel Hauch!
Du alte, einsame Träne,
Zerfließe jetzunder auch!

孤独な涙は何? ハイネ

この孤独な涙は何だろう?
涙は私の眼差しを曇らせる。
それは昔から
私の瞳に残っている。

その涙はたくさんの輝く姉妹がいて、
皆流れてしまった、
私の苦しみや喜びとともに、
夜と風の中に流れ去ってしまった。

霧のように流れてしまった
青い星々は、
私にあの喜びと苦しみを
心の中に微笑みながら注いでくれたのだ。

ああ、私の愛さえも、
儚い吐息のように消え去ってしまった!
馴染みの、孤独な涙よ、
今、お前も流れ去れ!

Liebeslied (Marianne von Willemer)

Dir zu eröffnen
mein Herz verlangt mich;
Hört' ich von deinem,
darnach verlangt mich;
Wie blickt so traurig
die Welt mich an!

In meinem Sinne
wohnet mein Freund nur,
Und sonsten keiner
und keine Feindesspur.
Wie Sonnenaufgang
ward mir ein Vorsatz!

Mein Leben will ich
nur zum Geschäfte
Von seiner Liebe
machen.
Ich denke seiner,
mir blutet das Herz.

Kraft hab' ich keine
als ihn zu lieben,
So recht im Stillen.
Was soll das werden!
Will ihn umarmen
und kann es nicht.

愛の歌 ヴィレマー

あなたに心を打ち明けたいと
心から願っています、
あなたの言葉を聞きたいと
心から願っています。
なんと悲しく
この世は私を見つめているでしょう!

私の心には
私の友達だけが住んでいます、
その方以外は誰もいません、
どんな敵でさえも。
太陽が昇ってくるように、
私の決意になったのです!

私の人生を
ただ彼の愛の
ご用のためだけに
捧げたいのです。
彼のことを考えると、
心からは血が流れる。

彼を愛すること以外の
力はありません。
それでいいのです、静けさの中で。
どうなっていくのでしょう!
彼を抱きしめたい、
でも、できないのです!
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