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プロフィール

 藤井奈生子(メゾソプラノ)

Author: 藤井奈生子(メゾソプラノ)
 埼玉県大宮光陵高校音楽科卒業後、東京音楽大学及び大学院声楽科卒業。その後、オーストリア国立モーツァルテウム音楽大学大学院リート・オラトリオ科、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学リート科卒業。
 第43回全日本学生音楽コンクール第1位。第6回国際モーツァルトコンクール奨励賞受賞。第10回セギッツィ国際室内楽コンクール・歌曲部門第3位。
現在、東京音楽大学、東京音楽大学付属高校、埼玉県立大宮光陵高校音楽科、茨城県立水戸第三高校音楽科各講師。

お知らせ
■CD発売中!■
藤井奈生子
メゾソプラノ・リサイタル vol.14
~夕べの幻想 Abendphantasie~

2000円(税込)
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yof85konzerte@yahoo.co.jp
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マーラーの対訳 (リサイタル 2015)

G.Mahler

Fünf Lieder nach Rückert

Ich atmet einen linden Duft

Ich atmet' einen linden Duft!
Im Zimmer stand ein Zweig der Linde,
ein Angebinde von lieber Hand.
Wie lieblich war der Lindenduft,
wie lieblich ist der Lindenduft,
das Lindenreis brachst du gelinde!
Ich atme leis in Duft der Linde
der Liebe linden Duft.

G.マーラー

リュッケルトによる5つの歌曲

私はほのかな香りを吸い込んだ

私はほのかな香りを吸い込んだ
部屋には菩提樹の小枝が生けられていた
それは愛しい人の手からもらった贈り物。
なんと愛らしい香りだったことでしょう、菩提樹の香りは
なんと愛らしい香りなのでしょう、菩提樹の香りは
その菩提樹の枝は、あなたがやさしく折ったもの!
菩提樹の香りの中に、
私はそっと愛のほのかな香りをかぐ。


Liebst du um Schönheit

Liebst du um Schönheit,
O nicht mich liebe!
Liebe die Sonne,
Sie trägt ein goldnes Haar!

Liebst du um Jugend,
O nicht mich liebe!
Liebe den Frühling,
Der jung ist jedes Jahr!

Liebst du um Schätze,
O nicht mich liebe!
Liebe die Meerfrau,
Die hat viel Perlen klar!

Liebst du um Liebe,
O ja mich liebe!
Liebe mich immer,
Dich lieb’ ich immer,immerdar!

美しさゆえに愛するなら

美しさゆえに愛するなら、
おお、私を愛さないで!
太陽を愛してください、
彼女は黄金の髪を持っているのだから。

若さゆえに愛するなら、
おお、私を愛さないで!
春を愛してください、
彼は毎年若いままだから。

豊かさゆえに愛するなら、
おお、私を愛さないで!
人魚を愛してください、
彼女は沢山の澄んだ真珠を持っているのだから。

愛ゆえに愛するのなら、
おお、私を愛してください!
私をいつも!
あなたを私もいつまでも愛します。


Blicke mir nicht in die Lieder

Blicke mir nicht in die Lieder!
Meine Augen schlag’ ich nieder,
Wie ertappt auf böser Tat;
Selber darf ich nicht getrauen,
Ihrem Wachsen zuzuschauen.
Blicke mir nicht in die Lieder!
Deine Neugier ist Verrat,ist Verrat!

Bienen,wenn sie Zellen bauen,
Lassen auch nicht zu sich schauen,
Schauen selbst auch nicht zu.
Wenn die reifen Honigwaben
Sie zu Tag gefördert haben,
Dann vor allen nasche du!
Dann vor allen nasche du! Nasche du!


私の歌を覗き見ないで

私の歌を覗き見ないで!
私は目を伏せてしまう、
悪いことが見つかってしまったように。
自分でも、自信がないのです、
歌がどのように発展するかを見届けることを。
私の歌を覗き見ないで!
あなたの好奇心は、裏切りなのです!

ミツバチが巣を作るとき、
自分たちを見せないようにするし、
彼らも自分たちを見ないのです。
溢れるばかりの蜜に満ちた蜂の巣が
昼に出来上がったら、
そしたら最初にあなたが味見をして!

Ich bin der Wert abhanden gekommen

Ich bin der Wert abhanden gekommen,
mit der ich sonst viele Zeit verdorben,
sie hat so lange nichts von mir vernommen,
sie mag wohl glauben, ich sei gestorben!
Es ist mir auch gar nichts daran gelegen,
ob sie mich für gestorben hält.
Ich kann auch nichts sagen dagegen,
denn wirklich bin ich gestorben der Wert.
Ich bin gestorben dem Weltgetümmel,
und ruh' in einem stillen Gebiet!
Ich leb' allein in meinem Himmel,
in meinem Lieben, in meinem Lied.

私はこの世に捨てられ

私はこの世に捨てられた、
この世でたくさんの時間を無駄に過ごしてきてしまった、
そこでは、長く私のことについて聞かれなくなった、
私は死んでしまったと、思われているのかもしれない!
そのことは私にとってどうでもよいこと、
この世の人々が私が死んでいると思っていても。
私はそれに何も異論を唱えることもできない、
なぜなら実際に、私はこの世に対して死んでしまったのだから。
私はこの世の喧騒に対して死んでしまった、
そして、静かな場所で安らいでいる。
私は一人で、自分の天国に生きている、
私の愛、私の歌の中に。



Um Mitternacht

Um Mitternacht
Hab’ ich gewacht
Und aufgeblickt zum Himmel;
Kein Stern vom Sterngewimmel
Hat mir gelacht
Um Mitternacht.

Um Mitternacht
Hab’ ich gedacht
Hinaus in dunkle Schranken.
Um Mitternacht.
Es hat kein Lichtgedanke
Mir Trost gebracht
Um Mitternacht.

Um Mitternacht
Nahm ich in Acht
Die Schläge meines Herzens;
Ein einz’ger Puls des Schmerzens
War angefacht
Um Mitternacht.

Um Mitternacht
Kämpft’ ich die Schlacht,
O Menschheit,deiner Leiden.
Nicht konnt’ ich sie entscheiden
Mit meiner Macht
Um Mitternacht.

Um Mitternacht
Hab’ ich die Macht
In deine Hand gegeben
Herr! Herr über Tod und Leben,
Du hältst die Wacht
Um Mitternacht!

真夜中に

真夜中に
私は目覚め
そして天を仰いだ
星の軍勢のたった一つの星でさえ、
私には微笑みかけなかった
真夜中に。

真夜中に
私は思いをめぐらせた
はるかな暗い極限にまで
真夜中に。
だがいかなる明るい考えも
私に慰めをもたらさなかった
真夜中に。

真夜中に
私は注意を向けた
自分の心臓の鼓動に。
ただ苦悩の脈動だけが
猛り狂っていた
真夜中に。

真夜中に
私は戦いを戦った
おお人類よ、お前たちの苦しみの戦いを。
私は決着をつけることはできなかった
自分自身の力では
真夜中に。

真夜中に
私は自分の力を
あなたの手に委ねた
主よ!死と生を司られる主よ、
あなたは見守っておられる
真夜中に!

















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