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Die Forelle 鱒
第3曲目は、シューベルトの です。

In einem Bächlein helle
Da schoß in froher Eil
Die launische Forelle
Vorüber wie ein Pfeil.

Ich stand an dem Gestade
Und sah in süßer Ruh
Des muntern Fischleins Bade
Im klaren Bächlein zu.

Ein Fischer mit der Rute
Wohl an dem Ufer stand,
Und sah's mit kaltem Blute,
Wie sich das Fischlein wand.

So lang dem Wasser Helle,
So dacht ich, nicht gebricht,
So fängt er die Forelle
Mit seiner Angel nicht.

Doch endlich ward dem Diebe
Die Zeit zu lang. Er macht
Das Bächlein tückisch trübe,
Und eh ich es gedacht,
So zuckte seine Rute,
Das Fischlein zappelt dran,
Und ich mit regem Blute
Sah die Betrog'ne an.


清らかに澄んだ小川の中を
楽しげに急ぎながら、
気まぐれな鱒たちは
矢のように身を翻し、泳いでいた。

私は岸辺に立ち、
心穏やかに、
澄み切った小川の中、
元気良く泳ぐ鱒たちを見ていた。

そこへ、釣り人が竿を持って、
その岸辺に立った。
そして冷淡な様子で、
魚達が右に左に泳ぐ様子を眺めていた。

水が澄んでいる間は、
何も起こらないだろうと私は思っていた。
釣り人が竿で、魚達を
獲ることはないだろうと。

しかし、とうとう盗人は
しびれを切らし、
悪意を持って小川をかき回し、
考える間も無く、あっという間に、
竿はピクピクいい、
魚は、その先でじたばたしていた。

そして、私は憤りながら、
その騙された魚を
見ていた。
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