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Fidelity 忠誠
2曲目に演奏するのは、J.ハイドン作曲の<Fidelity 忠誠>です。

ハイドンは、晩年イギリスに渡り、そこで イングリッシュ・カンツォネッタという英語の歌曲を生み出しました。あまり、日本で歌われるのを聞きませんが、録音もたくさんあり、様々なキャラクターを持つ、珠玉の歌曲集です。曲によっては、シューベルトのようなすでにロマン派の香りのする歌曲もあり、私もとても好きな歌曲集です。今年の11月のソロリサイタルで、何曲か演奏する予定です。

While hollow burst the rushing winds,
And heavy beats the show'r,
This anxious,aching bosom finds
No comfort in its pow'r.

For ah,my love,it little knows
What thy hard fate may be,
What bitter storm of fortune blows,
What tempests trouble thee.

A wayward fate hath spun the thread
On which our days depend,
And darkling in the checker'd shade,
She draws it to an end.

But whatsoe'er may be our doom,
The lot is cast for me,
For in the world or in the tomb,
My heart is fix'd on thee.

暴風が炸裂し、
豪雨が激しく叩きつける時、
この不安な痛む胸は
自ら安らぎを見出せない。

なぜなら、ああ、愛する人、この胸はわからない、
あなたの過酷な運命がどんなか、
どんな激しい嵐が吹き荒れているのか、
どんな大嵐があなたを苦しめているのかを。

気まぐれな運命は糸を紡ぎ、
そこで私たちの日々が繰り広げられる、
そして交錯した蔭の暗がりで、
運命が糸を最後まで引く。

しかし、私たちの運命がどんなものであれ、
私の運命は決まっている、
なぜなら、この世でも、墓の中でも、
私の心はあなたのものだから。


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